新興国株式ファンドの購入を検討してみたが、やめた話

最近、米国株が高い水準になので、BloobergやCNBCを聞いていると、

米国以外の先進国や新興国の株を薦める話を耳にするケースが増えました。

 

私は、新興国の株式はファンドを含めて、投資していません。

 

数年前に、アジアや欧州ファンドには手を出したことが在りますが、

中期的な結果としては、あまり上手くいっていなかったのが私の投資歴からの経験値。

・・と言いますか、米国の成績が良すぎて結局、パフォーマンスが悪いものを切っていくと、消えてしまうという結果に至っています。(タイミングが悪いだけなのですが・・・)

 

それでも、今回は、「新興国ファンド」を検討します。

 

まずは、買うとしたら新興国ファンドであれば、「これかな」と思っているインデックスファンドとして、「Maxis Slim 新興国株式インデックス」で、投資対象などを確認してみることにしました。

 

 

 

最近のパフォーマンスは高いですよね。

 

2020年くらいから2.5年くらいのボックス圏での推移をした後、昨年から上昇トレンドです。

 

こういうタイミングでは、「米国株が高いから。別なものを買いましょう」的なストーリーが増えます。・・・だいぶ、過去には失敗しました。(笑)

 

 

こちらのファンドの組み入れ銘柄です。

 

・ TSMCが8.1%と最大。文句ない優良会社でグローバルな成長企業。

・ テンセント、サムソン、アリババ。ここまで知っている企業。

 

5番目のReliance Industriesはインドのコングロマリット主力はエネルギー(インドのガス油田)

6番目のPDD Holdings ECプラットフォームを運営する中国企業。 (WIKIから抜粋。)

微信(Weixin)などの人気SNSアプリと連携する同社の「 多多(Pinduoduo)」プラットフォームは、ユーザーがゲーム感覚で商品を共同購入し、割引を得られるよう設計(ユーザーがSNSで家族や友人にコンタクトし、共同購入に招待するよう促される仕組み)。後発のEC企業ながら急成長、Nasdaq市場への上場を果たした。2021年12月時点のアクティブ購入者数は8億6870万人。

7番目の MEITUAN  (Wikiから抜粋)

美団は、中華人民共和国北京市に本社を置く生活関連サービス企業。電子商取引プラットフォームである美団と、中国最大の口コミサイトである大衆点評を運営する。

8番目 ICICI インドの銀行

9番目 SKハイニックス株式会社は韓国の半導体製造会社 DRAM製造

10番は中国の銀行。

 

次のTSMCSamsung、テンセントが、このファンドからドンドン出てくるなら買いたいが、銀行やエネルギーなど今一つな感じもする。

 

 

 

インドは面白そうだが、銘柄を見ると古い産業が多い、エネルギー、銀行・・・

台湾は半分がTSMC、あとはフォックスコンかな・・・。。

中国は今一つな感じ。国内産業が保護されているので、国際競争力があるのかないのかよくわからない。

ブラジル、サウジ、南アフリカといった、資源国はパスしたい。 

コモディティ経済で、地下資源を掘って集めて売る産業が中心の印象。

あまり本質的な競争力を感じない。

 

 

 

銀行が一番なのは残念・・・。

確かに新興国内の産業としては大きいのは分かるが・・・国際競争力があると思えないし、米国や日本の銀行は世界中で収益を獲得しているし、特に日本の銀行でもかなりの収益は新興国収益なので、今更買う必要性を感じない。

 

2と3だけなら、組み込むことを考えても良いかもと思ってしまうが、まあ、先進国の株式をかなりもっているので、このセクターへの投資はしているので、それもないかもしれない。

 

・・・という訳で、新興国ファンドには手をださないことにしました。